建築ブログが書ける理由
外壁工事と同時に室内の造作大工さんも稼働中です。ちなみに大工さんはずっと一人で作業しています。下の写真は天井を張ってる作業ですが、一人でボードを持ち上げて一人で張っていくという想像するだけで難しそうな作業をテンポよくやってます。
石膏ボードが張られるとウレタン断熱が見れなくなるのでちょっとさみしいですね。ミッチリ充填された断熱材は見ているだけで暖かくなるから不思議です。
ちなみにこちらは床下収納 ↓
これは断熱された箱で床下点検口のところに収まっています。新昭和では標準装備で付いてくるんですが、主に保存食とかの食糧庫になるのかなと思います。
外壁工事も進んでいます。昨日よりサイディングが張られているのが分かります。こうして少しでも進んでいるとテンションは高まるものです。ここ最近ずっとテンション高いままというか、振り返れば今年の始めからですね。こんな長い間ワクワクが持続するというのも生まれて初めての経験だったりします。
おそらくタイルが張り終われば今感じてるワクワク感はなくなるんだろうと思います。来年になればすでに住み始めているわけだから、今ある新築への夢や希望も消えて次の目標を見定めている頃ですね。
こうして考えると、いわゆるゴールする瞬間というのは気持ちのピークじゃないような気がします。ゴールの少し手前、もう少しでゴール出来そうというか、いよいよゴールと確信するときがピークなんじゃないかな。ゴールテープを切って立ち止まったときに感じるのは達成感とすれば、ワクワク感は今だけのものかも。
このブログはHM選びに悩む人とか、これから新築しようと考えてる人へと思って書き始めたんですが、今はワクワク感が原動力になってますね。こうして止めどなく言葉があふれてくるのは「もう少しでゴール」という感情の中にいるときだけのもので、達成感が得られたらたぶん自然とフェードアウトしていくと思います。
結局のところ自分のために書いてます。他の建築ブログを読んでいた頃は「ものすごい情報量だな」とか「何でこんなにたくさん書けるんだろう」とか思ってたんですが、今ならよ~く分かります。みんな単に書きたかっただけ、一人ワクワクしていることが出来ずこうして垂れ流していったんだろうと思います。
これからの人生の中で、垂れ流せるほどのワクワクもそんなにないと思うので、ここはひとつ垂れ流せるだけ垂れ流していこうと思います。