たくさん悩んで新昭和

ウィザースホームで新築(2013年12月完成)しました。家づくりのことたくさん書いてます。

情熱論5 情熱の火を灯そう

性懲りもなくダラダラと書いてきたというか、もう親父の小言状態ですねw 最後は自分のことを振り返って終わろうかと思います。

ちばっしーの場合、25歳までは自分が何をしたいのか考えたこともありませんでした。突然衝動に駆られるような形で脱サラしてしまいましたが、実は明確な理由もなく会社を辞めています。たぶん「夢を探したい」とか「何か始めたい」とかものすごくボンヤリした理由だったと思います。

おかげで今までのように中途半端では生きられなくなったというか「ものすごく頑張ってようやく半人前」みたいな環境は返って幸いでした。情熱は後のほうから加わったものですね。色々試して失敗して最後に手にしたアイテムが情熱です。

あれから16年経過して大きく変わったところは不安がなくなったことでしょうか。情熱の世界はもう一人の自分とつながった世界です。目の前のことへ情熱を持って取り組めば、後は信頼できるもう一人の自分が次の扉を開けて待ってくれているような感じです。もう余計なことを考えなくてもいいというか、考える時間もないですね。

中には「これオレの仕事じゃないんだけど」とか「これじゃボランティアだろ」という仕事もありましたが、たくさん悩んで出した答えは「これを突破しないと次の部屋には行けない」ということ。全くお金にならない仕事もたくさん引き受けましたが、結果的には家を購入出来ているので、もう一人の自分の手招きは間違いなかったんだろうと思います。

実はこの情熱論を書く前も「これ趣味の範囲でやることか?」と思いましたが、扉が開いた以上は入らないといけないですね。たぶんもう一人の自分が「せっかく家建てたんだから、こちらも整理整頓しておけ」とでも言いたかったんだろうと思います。

「仕事なんかに情熱持てない」という人もいると思います。
でも自分がお客さんだったら、やっぱ情熱持ってくれる人にお金払いたいですね。嫌々モノづくりしてる人から購入したいと思わないし、割り切って演じている芝居とかも見たくないです。もしHMの人が「家づくりに情熱なんて込められるかよ。意味わかんない」とか話しているのを聞いたら、やっぱ切なくなるというか、せめて施主の前ではそれなりであってほしいと思ってます(新昭和の人たちはみんな素敵な人です)。

ちばっしーは仕事にこそ情熱を燃やしてほしいと思っています。
みんな生活の為、生きていく為に働くんですが、情熱は「損得抜き」が大前提になってきます。自分のエネルギーを限りなくクリーンにさせないと完全燃焼出来ないというか、何も失うものはないので「理想」を信じてアクセルを踏み続けてほしいです。自分が自分の仕事に驚きや発見を見い出せれば、必ず周りからも認められるし、人の役に立てる実感も得られると思います。

 

特別な神様に祈らなくても、高価な壺を買わなくても、占いに明け暮れなくても、情熱の火はいつだって灯ります。もう一人の自分は絶対裏切らないので、たくさんの「理想」をイメージして近づいていってほしいと願っています。
若い人たちみんな頑張って!

 

情熱論おわり。

 

 

P.S.
みっちーさんのおかげで良い機会に恵まれたと思っています。こうした内容はブログならではというか、たぶん居酒屋とかで友人に「情熱とは!」とか「家計簿だ!」とか話していたらドン引きされて終わりますね。

はたしてこれで情熱の何が見えてくるのか分かりませんが「ここまで書ける何かがある」と思っていただけたら幸いです。

情熱の中身を言葉にするのはとても難しく、だからこそやりがいもあって、分からないところは実際に情熱を込めて実況しながら書きました。

書き始めた当初は「先が全く見えないよ」とか「おいおいこれ脱線してきてないか」とか思ったりもしましたが、途中から情熱のレールに乗れたというか、エンジンの吹け上がりも排気音も好調だったので気持ちよくアクセル踏めました。

おかげで自分の情熱の源泉も見ることが出来たし、自分自身の半生も振り返れました。
みっちーさんに感謝です^^