玄関土間収納DIY2
すでに完成している玄関土間収納の制作過程2です。
完成後記事 → 玄関の土間収納をカスタムして良かった - たくさん悩んで新昭和
制作過程1→ 玄関土間収納DIY1 - たくさん悩んで新昭和
制作過程3→ 玄関土間収納DIY3 - たくさん悩んで新昭和
制作過程4→ 玄関土間収納DIY4 - たくさん悩んで新昭和
棚板を古材風に塗装してみる
棚板のワンバイフォー材に色塗ります。目指すは床色と同じキャラメルライトですね。一般的な染め方は最初にステインで色を染み込ませ、ワックス塗って保護するという流れなんですが、古材風に仕上げたいので評判の良いブライワックス社の水性ステインとワックスを使用します。
ブライワックス製品はステインとワックス共にたくさんの色があって、この組み合わせで何通りもの色を出すことが出来ます。今回どちらも薄い系統の色を選んでいて、ステインの色は「ヒュームド・オーク」、ワックスの色は「ラスティック・パイン」です。ちなみにブライワックス社ではステインのことをウォーター・ベース・ウッド・ダイという商品名で売ってます。
木材の角を落として経年劣化を演出させてみる
まずはヤスリがけです。ダイソーの木工ヤスリで充分です。木材の角を落として古材風にアレンジしてます。角が取れたら次は180番ぐらいのスポンジヤスリで表面をなめらかにしていきます ↓
最初は1枚ずつ違うように傷つけて楽しんでいたんですが、途中で面倒になりスピード重視でガリガリいきました ↓
削る部分が多いところ少ないところあるのも適当です ↓
全て面取りと表面慣らしするとヘトヘトです ↓
表面慣らしは全体にしたほうがステインの染み込みが良くなるそうです。面取りしてないところも慣らしていったのでスポンジヤスリは2個使いました。ヤスリの後は削り粉まみれなので、固く絞ったぞうきんで拭いてしばらく乾かしました。
水性ステインで染色
水性ステインは水で薄めて自由な濃さで塗ることが出来ます。とりあえず2倍に薄めて塗りました。紙コップを使うとそのまま捨てられるので便利です ↓
垂れても汚れないよう気を使いました ↓
さっそく古材っぽくなってきましたよ ↓
塗装前と後の差がハンパないです ↓
塗っては拭いての繰り返しでムラにならないようにしていきます ↓
全部で2回重ね塗りしました。最初はステインを原液で塗ったら「濃いっ!」ってなったので試しに2倍に薄めたらイイ感じになったという流れです。木の種類によっては色の染み込み方が違ってくるので端材等で試してから塗ることをオススメします。ステインは30分もすると乾きますが、これだけでは色移りするというか、その辺に置いたり手で触ると汚れてしまうので、ワックスで保護していきます。
ブライワックス挑戦
ワックス塗りに使うのはスチールウールと手袋です。
スチールウールに直接ワックス付けてすり込んでいきます ↓
カミさんが手伝ってくれたのであっという間に終了!1時間ぐらい乾かして最後にきれいなスチールウールだけで磨いて完成です。この磨く作業というのはワックスの残りカスを除去するという感じです ↓
無塗装の板と比べると歴然です。床色のキャラメルライトに近くなってくれましたよ ↓
こちらは1☓8材同士の比較。結構床の色と近いでしょ? ↓
にぶい輝きが美しいです ↓
もう誰がどう見ても古材です ↓
ブライワックスのおかげでイメージどおりの仕上がりになりました ↓
これで棚板完成です。後はブラケットへ固定して終了です!
用意したもの
- ブライワックス(色:ラスティック・パイン)
- ウォーター・ベース・ウッド・ダイ(色:ヒュームド・オーク)
- 木工ヤスリ(ダイソー)
- 180番のスポンジヤスリ(ダイソー)
- スチールウール(ダイソー)
- ハケ(ダイソー)
- 手袋
- 紙コップ(ステイン塗装用)
- ぼろ雑巾