レンジフードを掃除する
クリナップのレンジフードです。デザインはスリムタイプですが中身は至って普通の換気扇というか、特殊な機能は何もないシンプルなシロッコファンです。 商品名はフラットスリムレンジフード、品番はZRS75ABE12FSというものです。
たぶん標準タイプのレンジフードならどれも構造は一緒だろうということで、掃除方法を紹介します。
まずは整流版を外します。外し方の手順が貼ってありました ↓
側面にあるボタンを押すと外れるというか落下してきます ↓
整流板を外すと奥にグリスフィルターが2枚並んでます。大半の油汚れをキャッチする部分で、簡易掃除ならこのフィルターを掃除するだけでも良いと思う ↓
突起部分の根元にあるストッパーをスライドさせて取り外します ↓
指さしてるやつがストッパー、手前にスライドさせます ↓
突起部分をつまんでないと落下してくるので注意 ↓
続いてファンの周りを囲っているカバー(ベルマウス)を外すため蝶ネジを外します。ここの役割はファンに付着した油汚れが垂れてきたときにキャッチするんだろうと思いますが、油汚れが溜まるようでは掃除するサイクルを早めたほうが良いと思います。ベルマウスはドライバー等の工具を使わないところがイイね!ということで、標準タイプのレンジフードでもお手入れラクチンになっています ↓
ベルマウスは蝶ネジ部分の他にツメ(人差し指の先あたり)にも引っ掛かっているので、取り外し手順を覚えておいて組み付け時に忘れないようにしておく ↓
最後にファンの根元のネジを回すんですが逆ネジなので注意する(右回しで緩む)。画像ではネジだけつかんでますが、そのままでは空転してしまうのでファン本体を片手で固定しながら、ネジを回すことになります↓
ネジを外すとシロッコファンがコロッと落ちてくる ↓
取り外したものは6点(ファンのネジ含む)↓
洗浄剤はオキシクリーン。塩素系漂白剤と違って安心安全です ↓
オキシクリーンを大きな容器(たぶんこれは昔使っていた洗濯カゴ)に入れてお湯で溶かします。この容器はいつも悩むんですが、前回もカミさんと「何か良いのはないかな」と話し合ってたような・・ ↓
お湯で溶かした後は水で薄めてぬるま湯状態にします ↓
シロッコファンをコロッと入れる ↓
オキシクリーンがモッタイナイので、少ないお湯でそれぞれを転がしながら浸します ↓
油汚れと酵素が反応し出したらとりあえず微笑んでおく ↓
20分ぐらい漬け置く間にフードの内側とか拭き掃除しておきます ↓
後は水洗いです ↓
汚れが残っていても簡単に落ちるので歯ブラシ等できれいにします ↓
しっかり拭いて乾かして組み付けます ↓
最初に戻すのはシロッコファンですが逆ネジ注意(左回しで締める)↓
続いてベルマウスなんですが、蝶ネジの位置をそろえてからツメの位置を確認すると早いです ↓
ツメの位置は指さしてるところね ↓
グリスフィルターと整流版を戻せば完了です ↓
課題は漬け置き洗いしやすい容器をさがすこと
油ドロドロのフィルターをいきなりスポンジで洗う人も少ないと思います。レンジフードの掃除で何が一番大変かと聞かれたら「漬け置き洗いしにくいところ」と答えます。フィルターとファンがすっぽり入って少ないお湯で浸しておけるという容器なら高くても買うと思う。
半年後は必ず改善しようと思います。