たくさん悩んで新昭和

ウィザースホームで新築(2013年12月完成)しました。家づくりのことたくさん書いてます。

駐車がラクになるリバース連動ミラー、サイドカメラ、フロントカメラ

このブログは家づくりが主なネタなんですが、今年前半一番勉強したことは車関連です。シエンタに乗り換えて色々ネガディブ要因を克服するべく車いじりしていました。家のネタが少なくなってきて書く意欲が減ってきましたが、このままずっと放置するのも寂しいしなーと思いつつ、せっかく学んだ車いじりも紹介したいけれど車だけのブログを立ち上げるほどの情報もないということで、ここでいくつか紹介していきます。

 

シエンタには納車と同時にバックカメラを付けてますが、タントからの乗り換えなので車両感覚がつかみづらいわけです。以前のような感覚で駐車しようとすると大回りすること確実で「いずれ慣れるだろう」と安易に考えても1ヶ月2~3回しか乗らないので、永遠に不安要素が消えないわけです。こういうときは便利アイテムに頼ります。

実はバックカメラが初体験で一度モニターだけを見て駐車できるかやってみたんですが、なんと門柱にぶつかってしまいました。バックカメラのガイド線設定が適当だったのが原因なんですが、そもそもカメラは凝視するものじゃなく後方確認程度に留めておくというのを学びましたw 

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シエンタの良いところは車両の端が樹脂パーツで装飾されているので軽度なぶつかり程度なら傷が付きません。幸い門柱にも傷やゆがみがありませんでした。

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バック中にボヨヨーンと押し戻されて顔面真っ青で飛び降りたんですが無傷でした^^;

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バックカメラに関しては一般的なのでスルーします。ここでは一般的じゃなさそうなもの(よくよく調べないと発見できないもの)を紹介していきます。ちばっしーと同じように車に乗る機会が少なく駐車が苦手という人に役立てるかも。

 

リバース連動ドアミラー

パーソナルCARパーツという会社から、リバース連動ドアミラー下降装置 【TRVS-02】というものが売ってます。価格はひとつ4,212円で左右ミラーに付ける場合は2つ必要になります。これはギアをバックに入れると同時にサイドミラーの角度が変わり地面が確認しやすくなるアイテムで、ミラー角度や復帰時間が自由に選べるようになっています。これを取りつける前は補助ミラー(ミラーに貼り付ける小さいミラー)を試してみたんですが、あれは小さすぎて見づらかったですね。これがあればミラー全体で確認出来るようになります。

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駐車場へバックで入れようとするとき最初に確認するポイントは、駐車場の枠の角(ピボットエリア)になるかと思いますが、リバース連動ミラーがあるとこのポイントを確認しつつ後輪の進路が見やすくなります。

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下の画像は連動しない状態。これでは地面がよく見えません ↓

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こちらが連動ミラー作動状態。ピボットエリアや柱の根元がしっかり見えます。後輪の進路が安全かどうか一目瞭然です ↓

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左ドアミラーだけ連動ミラーにしている人も多いと思います。右側は運転席になるので窓から頭を出して確認すれば問題ないんですが、連動ミラーがあれば雨天でもへっちゃらになります ↓

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連動ミラーがなければ駐車枠も柱の根元も見づらいですが・・↓

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連動ミラーがあるれば、まるで顔を出しているような絵になります ↓

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右ミラーも連動化する最大のメリットは駐車場の枠の中心に止めやすいこと。ミラーから左右のバランスを確認出来るので確実です。下の画像は連動してない状態のミラー ↓

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連動ミラーなら駐車場の枠線がたくさん確認できます ↓

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こちらが連動してない状態の右ミラー。枠線が短く見えますが・・ ↓

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連動ミラーが作動すれば枠線が2倍以上長く見えるようになります ↓

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駐車の手順としてバックカメラで後方全体を確認 → リバース連動ミラーで進入路の確保 → 両ドアミラーに映る白線の余白によって左右のバランスを整える、という流れになります。

【TRVS-01】から【TRVS-02】へモデルチェンジして信頼性UP

実は最初に【TRVS-01】をひとつ購入して左ミラーに取り付けていたんですが、デメリットがひとつだけあって、ミラー位置が少しずつズレてしまうところがありました。上下運動は設定でいつでも微調整できるので何とかカバーしていたんですが、その内右ミラーにも取り付けたくなって購入しようとしたらモデルチェンジしていました。現行モデル【TRVS-02】には自動補正機能が加わったとのことで、「どうすっかなー、左右ともNewモデルにしたいなー」と思っていたら半額セールやっていて思わず飛びついたという流れです。パーソナルCARパーツさんはよく割引きしてるのでマメにチェックしておくとお得です。

で、【TRVS-02】なんですが、これスゴイです。ズレがかなり改善しています。自動補正機能使えばほぼズレないです。もともと【TRVS-01】を取り付けてズレに悩んでる人は買い替えたほうが幸せになれると思う。

 

サイドカメラ

サイドカメラを付けている人は少数派というか、情報探すのに苦労しました。サイドカメラがあると車幅が手に取るように分かります。路肩に停車するときの幅寄せや、商店街などの人混みの中、あと段差を乗り越えるときに活躍するんですが、ここでは駐車がラクになるアイテムとして紹介します。

購入したカメラは「Bullcon(ブルコン)埋め込み小型カメラ AV-FBC02」 (アマゾン11,537円)これが現在市販されてる最小サイズのカメラかと思います。取付後に角度を調整出来たりする優れものです。

左ミラーの下にサイドカメラを埋め込むのが一般的なんですが ↓

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右ミラーにも仕込んでいる人はちばっしーぐらいか ↓

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サイドカメラを映し出すモニターは左右に2つ ↓

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左側のモニターは中華製の激安品「12V車用 ミニオンダッシュ液晶モニター 4.3インチ」 アマゾンで1,350円でした ↓

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右側のモニターはレーダー(セルスターAR-G800A)です。レーダーの外部モニター接続につなげて待ち受け画面の中で映し出しています。レーダーを感知したときはちゃんと教えてくれるので1台2役になっています ↓

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まず最初は狭いところでの切り返し編です。狭い場所でのバック時にフロント部分のふくらみにヒヤッとするときないですか?サイドカメラがあればフロント部分の死角が確認出来るようになるので、後ろだけを気にしてバックしようとしたら左フロント側面がヒット・・というのを防げます。

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運転席からは絶対見えない死角部分がハッキリ見えるようになります ↓

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左モニターは1,350円の安物ですが映りは全く問題ないレベルです ↓

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こちらは右側のレーダー接続の外部モニター。右側の主な効果は幅寄せや駐車時に発揮します。幅寄せは駐車チケットやドライブスルーなどでうっかりホイールをガリガリ・・ということを防げます。駐車時は枠の中心が手に取るように分かること。顔を出さなくてもドンピシャの位置に合わせられます ↓

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左右のモニターを見れば中心からズレてないか一目瞭然ですね ↓

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バック中の駐車位置のバランスは「リバース連動ミラー」によって確認できますが、駐車後きれいに駐車できたかどうかの確認は「サイドカメラ」になります。

枠中心にきれいに止められる恩恵は、駐車場へ頭から突っ込む場合も役立ちます ↓

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サイドカメラの最大の恩恵は死角になる左側になるんですが、右側にも取り付けることで駐車テクが飛躍的に向上するというか「苦手」から「楽しい」に変化するほど劇的です。

 

フロントカメラ

フロントカメラはバックカメラと同じぐらい重要というか、場合によってはそれ以上の効果が得られます。ケンウッドのCMOS-320は4つのビューモードがスイッチで切り替えられるようになっているんですが、もっぱら俯瞰モードを使ってます。俯瞰モードは上から見下ろしたイメージになるので車のフロント部分の見切りが悪くてもギリギリまで寄せることが出来ます。何度も切り返しながら駐車するような狭い場所で威力を発揮します。

「ケンウッド マルチビューカメラ CMOS-320」楽天で16,000円、エンブレムの下のグリル中段に貼り付けています ↓

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たとえば下の画像でグレーのマーチとの距離を俯瞰モードで見ると・・

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こんな感じに見えます ↓

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カメラ内のガイド線が自由に設定出来るのでシエンタに合わせて設定しました。モニター内の黄色い縦線は車幅で、下の赤い横線がフロントバンパーになります。写真では見づらいですが、上の状況ではバンパーと白線が重なるものの、マーチにはぶつからない距離というのが分かるので自信を持ってアクセルを踏める訳です。

もうひとつ俯瞰モードの画像。フロントぎりぎりで止めると・・ ↓

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モニターではこんな風に見えます ↓

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運転席からは柱にめり込んでいるように見えるというか、ちばっしーの運転レベルでは普通ここまで寄せることは出来ないです。フロントカメラさまさまです ↓

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4つのビューモードでもうひとつ使えるのはコーナービュー。狭いところから車道へ出るときに両サイドの死角部分を映し出してくれます。

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これがあれば歩行者や自転車も確認しやすく安心です。

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これらビューモードはスイッチひとつで切り替えられるようになっています ↓

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ちなみにフロントカメラは右サイドカメラと共有で右側モニターに映し出されるようになっています。普通はひとつのカメラにそれぞれモニターが必要になるんですが、下の画像のようなAVセレクターがあれば、複数のカメラ画像をスイッチで切り替えながらひとつのモニターで映すことが出来るようになります ↓

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AVセレクターも色んな種類ありますがこれは激安品のAVオートセレクターで楽天で2,450円でした。スイッチの感触とかかなりチープなんですが、今のところちゃんと機能しています。

今回カメラにはお金をかけてモニターやセレクターは節約したんですが、これは壊れたときの交換作業の難易度で割り切りました。カメラの交換作業は面倒ですがモニターの交換はラクなので。

フロントカメラとサイドカメラの画像切り換えスイッチはハンドル左側で概ね操作しやすい位置にしました ↓

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1帖だけでも玄関収納作っておいて本当に良かった

こうした車いじりは全て自分で行いました。車に関してはど素人なのでものすごく勉強しましたが、それもこれも玄関収納のおかげですね。使いたい工具は一目瞭然だし、電子工作が出来るスペースもあるし、何より玄関開けたらすぐ車があるので「頑張って自分で取り付けてみようかな」と思える勇気が芽生えました。上記のパーツを車屋さんへお願いしたらいったいいくらするのか分かりませんが、自分で行えばタダです。その代り時間はたくさん使いましたが・・その分楽しい思い出となりました。

車いじりは最初チンプンカンプンでしたが、今ではドアの内張りも2~3分で取り外せるようになりました。

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今後何かあっても自分で直せそうだし、いずれデッドニングとかも挑戦してみようかな・・などと野望を抱いています。

家は欲しいけど夢のガレージは諦めるか・・と思う人は、ぜひ玄関収納をオススメします。 スペースは1帖あれば充分だし、自分で作れば1万円かからないです。

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2019.6.22追記

およそ3年近く経過したらサイドカメラが曇ってきたので、360°ビューカメラに交換しました ↓

tibassyi.hatenablog.com