たくさん悩んで新昭和

ウィザースホームで新築(2013年12月完成)しました。家づくりのことたくさん書いてます。

1年住んで見えてきたもの

あっと言う間の1年間でした。ちばっしーは単身赴任みたいなものなので、今でも慣れることなく新築気分で過ごしています。カミさんはすっかり慣れ親しんでいて、最初の頃のキャッキャッしてたのが遠い思い出となっています。

先週は新昭和のメンテナンス担当から1年点検の連絡をもらったんですが、都合が合わないので来月にしてもらいました。先日には営業さんが挨拶に来てくれて、その晩は現場監督から電話もらうという、立て続けに新昭和の人と3回も話すとひんぱんに会っていた1年前を思い出しますね。

よく「悪いHMは売りっぱなし」という話しを耳にしますが、新昭和にかぎっては違うみたいです。みなさん温かい人たちばかりです。

昨年の5月頃、まだ打ち合わせしてた頃は「あれ欲しい」「やっぱ止める」とか営業さんを困らせたものですが、1年経過すると色々見えてくるものがあります。計画段階でたくさん悩んでいたことが、実際住んでみるとあまり影響なかったというか、長い目で見れば妥協していいところと、そうじゃないところがハッキリしてきます。

 

新しい家に求めたもの  

新築に求めたところは「頑丈な躯体」と「ランニングコストが低い」こと。
この目標がブレなければ後悔することはないわけです。
なのにキッチンや風呂のグレードとか、見栄えを優先した間取りとか、あと外観デザインにも惑わされ続けました。

ぶっちゃけ目標以外はどうでも良かったです。標準仕様でも立派すぎるというか、比較対象が以前の古い家やアパートになるので何を選んでも後悔することはないです。

断熱性能も結果的にはランニングコストにつながるので妥協しづらいですが、これもおそらく何選んでも後悔してないと思います。2☓4でも充分暖かいし、在来工法でも現代の技術(吹付断熱)なら不足はないと思います。寒いとか暖かいとか、電気代に直結するのは間取りですね。壁の性能なんかよりはるかに影響がデカイです。

 

最後に残るのはタイルと瓦

「新昭和 VS 他HM」という構図の中身は明確でした。
新昭和の売りはタイル外壁と瓦屋根です。競合していたHMは豪華設備&仕様でした。実際住んでみると標準設備&仕様で充分すぎるほどの満足感が得られつつ、タイル外壁と瓦屋根を手に入れました。他HMにしなくてホント良かったとつくづく感じています。

どんなに室内を豪華仕様にしても、いずれ感動も薄れて慣れてしまいます。
でもタイル外壁は何年たっても感動出来るし、サイディングのように朽ちていくこともないです。何より修繕費がかなり抑えられるという破格のメリットも持続していきます。

1年たっても汚れひとつない外壁です ↓

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これはちばっしーの個人的な考えですが、少しでもタイル外壁が気になる人は、頑張って予算調整することをオススメします。自由設計という言葉は魔物です。あれこれ自分色を出していくとお金が跳ね上がっていき「一番やりたかったこと」から遠ざかってしまいます。室内にこだわりたい人なら別ですが、タイル外壁にしたいと思う人がサイディングで妥協してしまうと、10年後(早くて3年後)には後悔すると思います。

もし、ちばっしーが低予算でタイル外壁にしようとするなら2階のトイレと洗面所を外して家具を全てニトリで買って不足分を捻出したと思います。これで100万円ぐらい簡単に削減出来ます。何を優先するかは人それぞれですが、ちばっしーの場合はそこまでタイルにこだわりました。

いずれ降りかかる多額の修繕費用は前倒し(最初は高くてもノーメンテ)で払うに限るし、タイルは想像以上に質感あるので普通の外観デザインが洗練されたものになります。1年たってさらに「これにして良かった」と言えるし、たぶんこれは何十年も思い続けることになると思います。

 

今年もたくさん読んで頂いてありがとうございました。
まだ色々書きたいこともあるので、来年もゆっくり続けていこうと思っています。