レンジフードが送風機代わりになるので良かった
この記事は昨年下書きしてあったものなんですが、風の流れを文章だけで説明したら全く意味が分からなくなっていたのでお蔵入りしていたものです。レンジフードネタが続いたのでこの機に乗じて成仏してもらいますw
熱帯夜なら即エアコン入れると思いますが、夜風が気持ちいいなら風だけ吹かしたいというか、扇風機より範囲の広い風を生み出してリビング中さわやかな風を巻き起こせたら良いよね、というお話しです。
これはいたって単純な方法です。窓を少しだけ開けてレンジフードの換気スイッチを入れて負圧を利用して風を作りだすだけです。
窓の開け方はいくつか試して一番気持ちいい方法を紹介します。まず掃出しの窓を全開にして網戸にします。次に外のシャッターを下ろして少しだけ隙間を開けるだけ。こうすることで低い位置に幅の広い隙間をつくれます ↓
風の通り道のイメージはこんな感じになります ↓
24時間換気の給気口は閉じておいたほうが良いですね ↓
実験のため風の入口になる網戸にティッシュを貼り付けてみました ↓
これで風の勢いがどれぐらいか分かると思います ↓
レンジフードの換気スイッチを入れると~~? ↓
どーすか?ビュオオオーっという風が貴方には見えますか? ↓
リビングの端から端まで自然の風が通り抜けてます ↓
風が部屋中に行き渡せる条件は2つあって、まずリビングの端に窓があることと気密性が高いこと。風の入口は低いほど良いというか、低いところから高いところへ流れるのが理想なので腰窓では効果薄いと思う。これらの条件がそろえば1時間1円もしない送風機が手に入ります。これは節約というより天然の風を作りだすということに価値が見い出せるし、空気の入れ替えもあっという間です。
今どきのシロッコファンはDCモーターなのでさらに高効率です。レンジフードが好みの風を生み出すということを意識しておくと、新築時の間取り計画にちょっとした楽しみが増えるかもしれません。