たくさん悩んで新昭和

ウィザースホームで新築(2013年12月完成)しました。家づくりのことたくさん書いてます。

折り畳み互い違い階段(杉原クラフト製)は間違いなかった

小屋裏収納の最大の課題は「階段」です。出来ることなら固定式の階段(普通階段)にしたいんですが、実は階段スペースの確保って難しいわけです。2階部分の間取りがかなり犠牲になってしまうので、多くの人は格納式のハシゴにすると思います。でもハシゴでは物を運びにくくなるし、足腰弱くなったら怪我するかもしれないという不安と直面するわけです。下の画像は借りものです。一般的なハシゴになります ↓

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そんなハシゴへの不安を抱える人たちへの救世主です。固定式の普通階段のようにラクに上がったり下りたり出来るのに、天井に格納出来たら凄くないですか?そんな夢のような階段があるんです。それは杉原クラフトさんの「折り畳み互い違い階段」というものです。 

この階段の存在を知ってから、小屋裏リフォームと同時進行で話しを進めました。リフォーム工事が終わる頃に、階段が到着するよう手配してもらいました。

最初の画像は自宅に届いたばかりの状態です。当初はカミさんと2人で運ぼうと思いましたが無理でした。あまりに巨大で重かったので、梱包をばらして各パーツごとに分解して、ちばっしーと大工さんの男2人でやっと2階へ運びました ↓

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取り付け時に問題になったのは太陽光発電のケーブルです。開口部の上にケーブルが通っていて、格納するときにジャマな状態でした ↓

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結局ケーブルの高さをUPさせて格納出来るようにしました ↓ 

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この高さがあれば階段を格納出来ます ↓

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そして、いきなり完成写真。大工さんとアレコレ相談しながら作業していたら写真撮り忘れました。開口部は一般的なハシゴタイプよりも大きいようです ↓

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棒で引っ張りきった状態。階段の重みによって少しだけ引っ張ればすぐこの状態になります。格納するときもスプリングの力で戻っていくのでラクチンです ↓

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引き出す際は少し重いですが女性一人でも大丈夫です ↓

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互い違いのステップに乗せて昇り降りするだけです。普通のバランス感覚なら手すりにつかまらなくても大丈夫なので、モノを持ったままでもラクチンです ↓

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下から見上げたところ ↓ 

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上から見下ろしたところ。ステップが広くて安心です ↓ 

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 杉原クラフトさんの製品紹介動画です ↓

杉原クラフトさんのホームページでちばっしーが紹介されました。クリックすると声が聞こえてくるのでボリューム注意です

小屋裏収納を作る際、間取りの関係で固定式の普通階段を諦める人も多いと思いますが、この互い違い階段があれば悩み無用ですね。新築時に合わせて取り付ければ、ちばっしーのように太陽光発電のケーブルで悩まなくて済むので完璧です。

リフォームで取り付ける場合は、開口部付近に何もないことと、搬入の問題をクリア出来たら大丈夫です。ハシゴに比べてお金がかかりますが、昇り降りのしやすさ、モノの出し入れのしやすさ、ケガのリスク軽減、運んでる最中にモノを落下させて壊すリスクの軽減、何より一生使える収納(老いても昇り降り出来る)と思えば投資する価値は大きいと思います。費用は2年前ですが送料込みで32万円(一般的なハシゴの5倍)でした。

小屋裏リフォームに45万円かかってるので、階段と合わせると77万円です。およそ20帖分のスペースが、この階段のおかげで最大限利用出来るようになったことを考えれば、これにして本当に良かったと思います。