洗車用の雨水タンクを設置した4
実際に雨水が貯まる様子です。カーポートの屋根に落ちた雨水が、縦どいに集まり重力式雨水フィルターを通過して雨水タンクへ流れていきます。
下の画像は重力式雨水フィルターに貯まった水がどんどん上昇していってフィルターマット手前まで貯まっているところです ↓
フィルターマットを通過中 ↓
フィルターマットを通過しそう ↓
フィルターマットを通過して雨水タンクへ流れ始めます ↓
シトシト雨でしたが一晩で満タンになりました ↓
見た目はゴミや濁りも無くきれいです ↓
これなら充分に洗車用に使えそうですよね。
しかしながらカーポートの屋根を掃除したばかりの状態なら、こうしたきれいな雨水を貯められるわけですが、問題はしばらく雨が降らないときです。
雨水タンクを設置してから最大で20日ぐらい降らないときがあったんですが、そのときはドス黒い水がフィルターに流れてきました。おそらくホコリや花粉や黄砂やPM2.5とか色んなものが20日分積もっていたんだろうと思います。
そのときの画像がこちら ↓
不安になって雨水タンクを水抜きしたら ↓
底部分がひどく汚れてましたね ↓
完全に抜き取ると色んな微粒子がサラサラと流れています ↓
汚れ自体はこびりつくレベルじゃないので簡単に洗い流せます ↓
レインハーベストなら水抜きもラクチンでした ↓
フィルターマットも真っ黒です ↓
中性洗剤で洗ったら真っ白に復活しました ↓
きれいな雨水を貯めるには
しばらく雨水タンクを使い始めて「どうしたらきれいな雨水を貯め続けられるか」という課題と向き合いました。汚れる原因は屋根の汚れです。理想は毎日大雨が降ってくれれば屋根が汚れるヒマが無いんですが、まあそれは無理なわけです。しばらく晴れが続くと必ず屋根が汚れることを前提として、現在以下の3点を実行中です。
- 雨の降り始めは取水しない
- フィルターマットの濾過能力UP
- たまにカーポートの屋根掃除する
1.雨の降り始めは取水しない
これはめちゃくちゃ有効でした。最初はドス黒い水が流れてくるんですが、しばらくすると無色透明になるわけです。やはり最初の雨でホコリや花粉が洗い流されるんだろうと思います。フィルター本体も底フタを外しておけば、雨水タンクへ流れないので管理もラクチンです。
2.フィルターマットの濾過能力UP
フィルターマットは別途アマゾンで購入しました。これまでの大きさよりもさらに面積を増やして取り付けようという作戦です。
本体に入るギリギリを狙った大きさにカットして ↓
くるくる丸めて本体へ詰め込みました ↓
3.たまにカーポートの屋根掃除する
屋根掃除といっても細かくブラッシングしたりはしないです。これから雨が降るとか事前に分かっていたら、雨水タンクから高圧洗浄機で洗っています。ブシューーと適当に放水するだけでホコリや花粉とかの微粒子は簡単に吹き飛んでいきます。
掃除するタイミングも適当というか3ヶ月に一度ぐらいでしょうか。1と2がかなり有効なので、この3つ目はオマケ程度です。
ケルヒャーフィルター(2642-794)も必須!
元々の目標は雨水を利用して高圧洗浄機で車を洗うことだったんですが、注意点としては雨水タンクから取り出す水に対してもフィルターが必要ということ。ケルヒャーなら専用のフィルター(2642-794)があるので、ケルヒャー本体と雨水タンクの間に噛ませる必要があります。
ケルヒャーフィルターはいずれ洗車する際に細かく説明するとして、洗車用の雨水タンクの最大の課題は、屋根の汚れをいかにして濾過させていくかということに尽きます。
屋根から落ちてきた雨水を最初に取水フィルターで濾過させて雨水タンクへ集め、取り出す際もケルヒャーフィルターで濾過させながら高圧洗浄機を使用していくのが最も安全かなと思います。
まだまだ試行錯誤が続きます。